皮膚炎が起きるしくみ


皮膚炎のメカニズムは免疫機能のメカニズムと密接な関係があり、皮膚炎=免疫反応と理解して間違いありません。免疫反応を左右しているのが白血球なのです。白血球はいわば体内の“掃除屋さん”と言っても良いほど体内浄化に欠かせない重要な役割を果たしているのですが、過剰反応する時があります。これが皮膚炎です

異物が体内に混入して異変を感じ取った細胞が、化学伝達物資を放出して白血球にSOSを発信すると、白血球が異物へ向かって集められます。この時に毛細血管が影響を受けて急激に拡張するゆえに発赤します。これが紅く腫れあがった状態です。毛細血管からは血しょうが漏れ出す事で腫れ上がります。白血球が異物近辺にたどり着くと化学伝達物資を放出して猛攻撃を開始します。激しいかゆみが生じ皮膚炎はさらに悪化していきます。ですから皮膚炎が発症するという事は体が元の健康な状態へ戻そうと働いている状態ですから、体にとっては必要な機能なのですが免疫機能が過剰に働いてしまう事があるのです。

激しいかゆみは化学伝達物資を神経を刺激して脳の中枢に伝わった時に“かゆみ”と認識されておきる症状です。免疫機能が異常反応してしまう原因はまだ詳しくわかっていませんが、食生活の乱れやストレスが大きく関与して起きる事までは解明されていますから、今後の研究に期待したいところです。