皮膚炎発症メカニズム


今回は“皮膚炎が起こるメカニズム”がテーマです。皮膚炎と言うとアトピー性皮膚炎を思い出されますが、アレルギー性皮膚炎の代表格として一般に知られている症状の1つです。他にも紅い湿疹が無数に出来てしまうものや尋常でないかゆみに悩まされるものなど多種多様な症状でとても辛い思いをします。

発症年齢に制限がなく早期では乳幼児で発症するケースも珍しくありません。ところで湿疹・皮膚炎・かぶれと皮膚の病気は複数ありどれも似たような症状をもっていますし一般的にもよく耳にしますが、その違いは何かと聞かれてもうまく説明できない人が多いはずです。湿疹とは皮膚表面が炎症を起こしている状態ですから皮膚炎そのものです。かぶれというのは発症源となったものに肌が触れた結果、皮膚が炎症を起こしたものですからこれも皮膚炎です。発症元が体内にあるか体外にあるかの違いだけですからかぶれ。湿疹・皮膚炎は同一扱いで問題ありません。

皮膚炎はいかにして発症するかといったメカニズムを理解するために、皮膚構造について少し理解を深めておきますが、化粧品や美容に多少でも詳しい人はご周知の通り、皮膚は皮下脂肪・真皮・表皮の三層からなっており、それぞれに生物の体を保護するために重要な役割を担っています。最も深部にある皮下脂肪は外気刺激から体を守るのと同時に、エネルギーを蓄える役目もありますし、真皮は末梢神経や血管および皮脂腺、汗腺と共にコラーゲンや潤い成分など、美しく健康的な肌を維持していくために重要な成分が大部分を占めています。さらに肌を外気から保護するために表皮があります。